2005年05月21日

ヤブ医者、ヤブクランケ

「ぱさど」は、僕が某大学病院で入院していたときに書いていたウェブ日記。
僕が入院していた病院は、今思えば(というか、退院してしばらくしたころに気がついたのだが)、トンデモナイところだった。
ヤブ医者、ヤブクランケ(自分も含めてだが)には、いろいろさんざんな目に遭わされた。
http://www.konesite.com/pasado/index.html

率直なところ、この病院に対しては、今でも快く思っていない。
しばらく前にこの病院が医療ミスに関する裁判で負け、マスコミに大きく取り上げられたときには、正直なところ、当時のことが思い出されて、いろいろな感情が沸いた。

「ヤブ医者、ヤブクランケ」
というわけで、こっちは、退院以来、気が向くと書いている医療ネタジョーク。
http://www.konesite.com/yabuyabu/index.html


この世には、ヤブ医者、ヤブクランケが溢れている。

医者が扱うのはほとんどの場合弱った状態の人間であり、その一方、たいていの場合自分は健康体である。
クランケはクランケで、クランケである限り、常に弱っている。

医者にとっては医療はありきたりな日常であり、患者は自分の仕事の一部である。
クランケにとっては、自分自身はすっかり弱りきっている状態でほとんど経験のないことについて専門家と対峙しなくてはならないという、これまたかなりシビアで正確な判断を下しにくい時間・空間にいる。

また、医者にもクランケにも、選択の余地は意外に少ない。
医者は患者やその保護者がよくしつけられているかどうかを判断して面倒を見ることを拒否するなどということはできないし、クランケはクランケで、自分が望むと望まないとに関わらず医者や医療機関を押しつけられることがある。

そして、医者は医者で一度のミスで職業上取り返しのつかない事態になるという、クランケにはクランケで、ひとつのミスが自身の生命に直結するという特殊かつ性質の違うリスクを抱えている。
おまけに、両者の関係は、多くの場合時間的に切迫している。これで何も起こらないほうがおかしい。


ということで、やっぱり医者とかクランケとかでさんざんな目にあったことのある僕としては、こういうカテゴリーを作らざるを得ないのだ。

医者も人間、患者も人間ということで、目にとまった話題などを紹介していきたい。

Posted by kone at 2005年05月21日 13:57 | トラックバック
コメント

医者とクランケの関係。モヤモヤ感じていた事を、こねさんがきっちりすっきり分析&解説して下さいました。さすがです。

Posted by: もこ at 2005年06月01日 03:05

先日の日経新聞で、航空事故調査委員会の医療版のようなものができる、という記事を読みました。
疑わしい医療事件について、第三者機関が介入して適切な調査等をするそうです。
http://plaza.rakuten.co.jp/socialsecurity/diary/200506080000/ ほか

なんというか、医者と患者の二極に polarize されて感情論に終始してしまうよりは大きな前進だと思います。

Posted by: こね at 2005年06月11日 10:54
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