2005年02月21日

「北の零年」の思想的輝き

あすへの話題 上智大学教授 猪口邦子 2005/02/09

歴史には無数の側面があるが、どの部分をどのような観点から照射するかは、現代人の思考と意識から決まる。ゆえに歴史家クローチェの言うとおり、すべての歴史は現代史であり、また現代思想の到達点の源流は、自らの歴史の深層に発見し得る。

人は自分の思うようにしか物事を見ることはできない。
そして、どんなものを見ているときにも、そこには必ず自分自身が投影されている。

人は歴史を見ているようで、その実自分たちを見ているのだ、と、そのように思う。

Posted by kone at 2005年02月21日 01:00 | トラックバック
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