2005年02月06日

シガーとシガレット

モードの方程式 中野香織 2005/02/04

反タバコキャンペーンは喫煙者自身の健康を損ねるばかりか周囲にも悪影響を及ぼすということでくり広げられているが、その一方、米国ではシガー(葉巻)の流行が見られ、そのファッションは日本にも飛び火している。
タバコの毒性は広く宣伝され、19世紀の米国では「棺桶の釘」とも呼ばれる代物であったが、あるいは、そういう有害性への認識こそがタバコ人気をささえていたものなのかもしれない。


著者は、
「健康主義や有益性を絶対善とする世界につかの間の背を向ける、シニカルな優越感のようなものを憶測する。」
とし、
「とはいえ、大人必修の教養であるかのようにシガー講座まで隆盛する風潮は、健全で有益であることを絶対善とする価値の押しつけに負けず劣らず、いささか煙たい。」
と〆ている。

結論がおもしろかった。

Posted by kone at 2005年02月06日 10:22 | トラックバック
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