読書: 2008年4月アーカイブ

アンソニーロビンスの『人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4880861847/konesweb0f-22/ref=nosim

アンソニーロビンスの本。ページ数も少なく、さくさくと読めた。

内容的には、「一瞬で自分を変える法」や「一瞬で自分の夢をかなえる法」で読んだことの読み直しだったが、内容が簡潔になっているだけ、かえってエッセンスがすっきりと理解できた。

冒頭に、『「とりたてて目新しいことはないと思う」しかし、読んでくれた人にはある特別な効用がある。それは、すでに知っている内容でも、読みやすく使いやすいスタイルのこの本を読み直すことで、新しい見方が得られるということだ。また、わたしの本はこれが初めてだという人には、楽しい入門書となることを期待している。』
とあった。
アンソニー自体にとりたてて興味のない人にとってはあるいは軽くてインパクトのないどこにでもある成功本という印象かもしれない。僕にとっては、これまで読んだ本を高速で読み直したような感覚で非常に楽しめた。

ビリー・ジョエルのドサ周りしていたころの話がベースになった、「神の遅れは神の拒絶ではない」という言葉は特に印象に残った。

若いころの自分の体験から、アンソニーが「かつてのわたしは、ゴミの山から抜け出すために方向転換を繰り返し、何度も何度も目標設定をしなおす必要があった。肉体をシェイプアップすることや自信をつけることも含め、そうした目標のすべてに向かって頑張るなかで、わたしはとてつもなく重要なことに気がついた。それは、成功するかどうかはわたしがベストを尽くすかどうかにかかっている、それも、たまに頑張るのではなく、つねにベストを尽くすかどうかにかかっている、ということだ。」と書いている。
つねにベストをというのは簡単ではないが、25日の金曜日に受講した福島正伸先生の講演会で得られた気づきがあるので、なんとかできそうな気がしている。

福島先生講演会の感想については、また追ってアップするつもりだ。

それから、「人生を変えた贈り物」には、本に、問題解決のためのパワークエスチョンが書かれたしおりがついている。
持ち運びでいるようになっていて、相当使えそうだ。

 

jinsei_okurimono.jpgパワークエスチョンの応用例は、『一瞬で「自分の夢」を実現する法』にも出ているので、まだ読まれていない方は、「人生を変えた贈り物」の次に読んでみると良いかもしれない。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483795684X/konesweb0f-22/ref=nosim

僕自身は、とりあえず、PCであるソフトを起動するときには自動的にこれのメッセージが表示されるようにしてみた。
しばらく活用してみたい。

アンソニーロビンスの『人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4880861847/konesweb0f-22/ref=nosim

「成功曲線」を描こう。夢をかなえる仕事のヒント - 石原明
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479791892/konesweb0f-22/

石原明氏の、生き方の本というか、仕事に対する心構えの本。

冒頭に性格は考え方の習慣であり、習慣は意識の深さと反復である。故に、意識と反復の部分を修正していけば、時間はかかるが性格は変えられるという話があり、非常に分かりやすかった。

人間の右脳・左脳をそれぞれエンジンとハンドルに喩えた表現も分かりやすかった。
そのほか、成功して得られるもののイメージを強く持つこと、時間管理についての考え方、スケジュールの立て方など、大いに参考になった。

この本には直接そういう書かれ方はされていなかったが、読んでいて、前の週の木曜・金曜の段階で、次の週のスケジュールを立てておき、その後に入る予定はそういう予定を入れるための時間がなかったらその次の週に組み込むようにするという姿勢が大事だと感じた。

目標は高く、人助けになるようなものを持つようにしたほうが成功しやすいという記述があった。
それは、僕も実感できる。
毎度毎度トランスパーソナルな話になってしまうが(というか、潜在意識の話になると、どうしても必然的にそういう流れになる)、人助けになることをしたいというメッセージを潜在意識の層で発していると、それに共感していろいろなチャンスがやってくるのかもしれない。

 

successcurve.jpg

「成功曲線」を描こう。夢をかなえる仕事のヒント - 石原明
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479791892/konesweb0f-22/

 

かもめのジョナサン - リチャード・バック 翻訳:五木寛之
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159010/konesweb0f-22/

より意識の高い生き方をめざし空の飛び方を追求するカモメ、ジョナサンは、その目的意識故に、群れを追放される。
そして、やはり空の飛び方を追求する別のカモメの集団と出会う。

物語は、英雄の誕生、追放、師との出逢い、成長、そして帰還という、まさに王道の流れをゆく。

米国のヒッピーの間でひそかに読まれていたものが一気に広まったというその話の図式の背景に、僕は、仏教的世界観を感じた。

誕生から追放への流れは、新しい輪廻の輪に向かうときのおきまりの流れであり、帰還し、かつての自分と同じように輪廻の狭間でもがき苦しむ仲間フレッチャーを新しい世界に誘う様や、かつての群れで布教とも言える活動を行う様は、輪廻の下の層に戻ってきて衆生の苦しみを救う菩薩の姿である。

五木寛之をして、ジョナサンの「他のカモメを見る目に、どこか私はひっかかったのだ」「食べることと、セックスが、これおど注意ぶかく排除され、偉大なるものへのあこがれが上から下へと引きつがれる形で物語れるのは一体どういうことだろう」と言わしめつつ、結局この本を翻訳させてしまった真の動機のひとつは、この本の背景にある基本的な世界観と五木寛之の持つ仏教的な世界観との調和だったのではないかと思う。

それから、五木寛之が解説の中で「大衆的な物語の真の作者は、常に民衆の集団的な無意識であって、作者はその反射鏡であるか、巫女であるにすぎない」とする件りがあり、これもまた僕の興味を誘った。
かもめのジョナサンの世界観に感じる普遍性には、ある種の安心感がある。だが、普遍性とは、いったい何だろう?
人の作品との出逢いですらも、すべてに偶然はない。物語というものは、読者である個々人が潜在意識の下に共有する集合無意識がその作者という実体に咲かせた一輪のヒナギクのようなものかもしれない。

かもめのジョナサン - リチャード・バック 翻訳:五木寛之
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159010/konesweb0f-22/

究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル (単行本(ソフトカバー))
ダン・ケネディ (著), 神田 昌典 (監修), 齋藤 慎子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555773/konesweb0f-22/

ダイレクト・マーケティングのバイブルとも言われる本。

セールスレターを書く際に参考になる考え方、テンプレートがいろいろと載っている。
郵送のDMについて書かれたものだが、ほとんどはウェブサイト上でのコピーライティングにもそのまま応用できるもので、大変興味深かった。
手元に置いておいて、何度も読み直したい。

究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル (単行本(ソフトカバー))
ダン・ケネディ (著), 神田 昌典 (監修), 齋藤 慎子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555773/konesweb0f-22/

宇宙銀行―徳を積み立てると幸運が引き出せる - 植西 聰(著)

実は、植西先生の著書を読了したのは初めてだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476319741X/konesweb0f-22/

ベーシックなセオリーは簡単。徳を積めば自分に返ってくる。

植西先生は、これについて、「宇宙銀行は潜在意識にある」としてそれ以上語っていないが、今回、この本を読んでいて、何でも自分に(人から)返ってくるということは、トランスパーソナル心理学の立場から考えると面白いように説明がつくことに気がついた。

以下、思うままにあまり推敲せず書いてみる。

トランスパーソナル心理学には、顕在意識、潜在意識のさらに下に、すべての人間が共通に持つ意識、動物が共通に持つ意識、...、と個体に限定されない共通意識があるとする考え方がある。
これによると、人間の知覚には当然感じられないが、まったく出会ったこともない、離れたところにいる個体同士も、常に交信していることになる。
シンクロニシティなんかは、こういう意識が引き起こしているものだ。

そこから、潜在意識に働きかけて起こる行動は自分で完結するが、さらに下の意識にまで浸透したことは、他者との間で共振し、それにふさわしい現象が、本人または他人から呼び起こされると考えてみる。

そうすると、良いことをすると人から良いことが降ってくるということも面白いように説明できるし、「ありがとう」を言うと、ありがとうが返ってくることも説明できる。よい情報を提供すればよい情報が誰かからやってくる。人を呪うと自分も誰かに呪われることになる。
嫌いなヤツでも応援してやると(難しいけど (^^; )、別のヤツかもしれないが、嫌いなヤツから応援されるかもしれないということが説明できる。

実際、自分の周りで起こるすべての現象は自分自身が引き起こしているのだという考え方も、簡単に説明できる。

僕自身は、最近ますます、人はみな自分の外界との関わり方をコントロールできるだけであり、その結果見える誰かの行動にまで影響を及ぼすことはできないという考え方を受け入れるようになってきている。
各人は各人の小宇宙に住んでいて、彼らを変えることはできない、ただ、自分に見える世界だけは自分の働きかけ次第で変えることはできるだろうと。

それにしても、読書はおもしろいな。

宇宙銀行―徳を積み立てると幸運が引き出せる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476319741X/konesweb0f-22/

加速力で成功をつかめ! - 斎藤孝先生著

ひさしぶりに斎藤孝先生の著書を読んだ。
ちょっと前から本棚に指してあって手が回らなかった、「加速力で成功をつかめ!」。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794216335/konesweb0f-22/

いつもどおり、斎藤孝先生らしいキレとスピード感のある文体で、フォトリーディングだったが、さらさら読むことができた。

マインドマップは以下。

kasoku.jpg僕なりに解釈したところによると、「加速力で成功をつかめ!」のベーシックなテーマは、人生にメリハリをつけること。
適切なタイミングで一気に事を成し遂げ、逆風状態の時は、じっくり力を蓄える。

加速感を持ちながら事を進めているときが生きている感じがするときだという斎藤孝先生の意見に激しく同意した。

ベーシックなテーマからいろいろ落とし込まれていくことがあるのだが、今回の僕にとっては、音楽の活用方法についての記述はなかなかおもしろかった。
平たく言うと、音楽の効用は、リズムをつくること。自分のテーマソングを持ち、それを使い込むこと。

ちょうど先週、日本メンタルヘルス協会の基礎コース後編で音楽療法を扱ったばかりだったので、それと絡めながら興味深く斎藤孝先生の意見を読んだ。

僕にとっては、TOTOの"Africa"がテーマソングだ。そういえば、このところ聴いていなかったな。
94年に南米に行ったとき、ずっと聴いていたのがこの曲だった。(何故南米行きなのに「Africa」なのかというツッコミはともかく)

音楽療法の視点から見ると、音楽は無意識下に直接働きかけるので、テーマソングをかけるということは、そのまま、その人にとってテーマソングに関連づけられた気分感情を呼び覚ますことになる。

僕にとっては、あの旅行は、人生ではじめての、生産的で大きいチャレンジだった。強い期待を持って行動していた時期だし、そういう気分感情と重なるのだろう。

ちなみに、今このエントリーは、ベートーベンの交響曲第3番「英雄」を聴きながら書いている。

そのほか、加速力を活かすにあたっては、現状への評価、行動への評価を、感情抜きで事実ベースで行うことが良く、また、その評価を記録として残すことが良いともされていた。この点も面白いと思った。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794216335/konesweb0f-22/

アンソニーロビンスの本。

読んでみたら、最近本田健さんが翻訳した「一瞬で自分を変える法」と同じ本だった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483795670X/konesweb0f-22/

ただし、「あなたはいまの自分と握手できるか」のほうは、1989年刊行。

彼の年齢は知らないのだが、こんな昔からアンソニーがNLP的な手法を絡めた本を出していたというのが驚きだ。
この人、この業界で20年選手ということか。

あなたはいまの自分と握手できるか―人生成功のキッカケをつくる本!  - アンソニーロビンス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837955215/konesweb0f-22/

1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方・儲けのネタが今すぐ見つかるネットマーケティング手法

ネットで集客する方法について分かりやすくまとめた本。

2年前の本ということで情報は多少古い(Overtureのキーワードアドバイスツールの提供が終了しているなど)のは否めないのだが、ツールの操作方法の話ではなく、考え方としての基本中の基本を押さえて書かれており、まだまだ読み応えのあるものだと思う。

著者の滝井秀典さんのストレートな物言いに、大変好感を持った。

キーワードの選定方法、価格設定についての考え方など、いろいろと参考になった。
ネットをチャネルにして商売を計画していてまだこの本を読まれていない方には、早めに一度読んでおくことをお勧めしたい。

それにしても、この内容で3万部しか出ていないとはびっくりだな。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456964967X/konesweb0f-22/

マインドマップを表示

 

実践 引き寄せの法則 感情に従って"幸せの川"を下ろう - エスター・ヒックス (著), ジェリー・ヒックス (著), 吉田 利子 (翻訳)

2007年の僕にもっとも影響を与えた本10冊のうちのひとつ、「引き寄せの法則。」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797341904/konesweb0f-22/

その中でも実践に生かしにくい「許容し可能にする」心のありようについて書かれたのがこの本。

平たく言うと、同じ現在、同じ将来に対するものだとしても、感情が落ち着かなくなるとらえ方は、その人のためにはならない。
そうではなく、今の状況に対してもよいところを認められること、これから状況はよくなるだろうという期待をしっかり持てることが、そういった落ち着いた感情の延長にある自称を引き寄せるということ。

とはいえ、なかなかストレスにさらされている状況でそういう発想に至れるものでもない。この本は、様々な状況において、どう物事の有り様を捉えるかというフレームワーク集という感じだ。

この本で書かれていることをものすごく簡略化すると、斉藤一人さんの「ツイてる、奇跡だ」につながるものと思う。

一度読んだだけではなかなか実践しにくいが、くり返し読むことで、似たような状況に落ちたとしてもすぐに感情が落ち着く方向に持って行けるよう、くり返し気が向いたときに開いて読むとよいかもしれない。

あと、個人的に強く興味を引かれたのが、ナポレオンヒルが「Think and grow rich」の原版では、彼が本当はつかんでいた真の成功の法則として引き寄せを認識していたことを匂わせる記述がみられるという一説。
以前から、僕は、彼が活躍した工業の時代にはあの説明で精一杯で本当はもっと奥深いところの理解をかなりしていたのではないかと思っていたのだが、この記述はそれを裏づけるものだった。

実践 引き寄せの法則 感情に従って"幸せの川"を下ろう - エスター・ヒックス (著), ジェリー・ヒックス (著), 吉田 利子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797345187/konesweb0f-22/

「チーズはどこへ消えた?」 - スペンサー・ジョンソン

言わずとしれた名著だが、実は読んだのは昨日だった。
短い物語で、簡単に読了できる。

ネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーは、あるとき迷路の中で巨大なチーズを見つける。
食料を見つけたことに喜ぶ2匹と2人は、毎日そのチーズにありつき幸せな日々を送る。

だが、その状況にも、少しずつだが着実な変化が生じていた。
そして、変化に対する観察力と行動力が、同じように幸せな日々を送っていた彼らの運命を変えていくのだった。

ヘムとホーのように、チーズがなくなってしまうことに、多くの人は戸惑いを感じるだろう。

彼らは、自分がもう一度同じように成功できると信じる心を持てるか、それとも、一度の成功体験とその付随物を過去将来のすべてにおいて最大かつ永遠のものと決めつけ、自分の成功体験の果実もやがて色あせていくという現実を直視することができなかったために苦境に陥った。

ホーは、状況の変化を認めざるを得なくなり、そして、次のそれ以上の大きな成功体験を得る。
彼は、この状況を脱する経験を通じて、何度でも成功できるひとつの心構えを学んだ。

ホーは、もう生きていけるだろう。

チーズはどこへ消えた?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459403019X/konesweb0f-22/

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術 - 泉正人

『「仕組み」仕事術』は、業務効率化本。とても売れているようだ。

やることを減らす、フレームワーク化を徹底する、など、書かれていることは基礎的なことだった。

泉正人氏自身は、朝の数時間でフレームワークに沿った仕事を済ませ、あとは極力自分の自由な時間や社交の時間に充てているとのこと。

実際、書かれている方法は、自分の仕事を下請けしてくれるスタッフがいる人間にとっては非常に有力だ。

『「仕組み」仕事術』によれば、仕事は作業系と考える系に分けられ、考える系もフレームワーク化すればかなりのことが簡略化できるとのこと。

とはいえ、その域に達するまでは、自分のところに降ってくる仕事をどう処理するかということは大きな課題になる。
それから、著作物を作る仕事、下請けに流せないような仕事をする人たちもいる。例えば、本を書くとか、デザインをするとかする人たちだ。

僕の場合で言えば、かつては某ベンチャーで知的財産を担当していたが、ウェブ系のちょっと特殊な技術を扱っていたせいか、明細のドラフトとして特許事務所がよこしてくるものがなかなかよい質のものにならず、苦労した記憶がある。
情報技術分野で知的財産を担当するということは、一般的技術レベル、差別加点、考えられる抜け穴のすべてを考え抜き、技術内容を日本語文字列として書き起こされたものの内容を確認し、抜け穴のないものに仕上がっているかどうかをチェックするという非常に面倒な作業で、また、これまでのフレームワークから抜け出す方法の提唱という性質上、特許の仕事は途方もなく面倒なことであった。

プログラムを書くのとはまったく違う能力が要求されることで、相当の神経を使わされる仕事であり、社内に代わりにできる人間はいない状況だった。
また、読み直すたびにアイデアが加わってくるので、結局何度も読み直すことになり、相当の時間を費やすことになった。

僕自身、実務上の明細書との格闘以外の部分はかなり仕事を整理していて、引き継ぎも一日で済ませられた程度だ。
その際は、業務内容を箇条書きにして普段から自分用に作りためていたマニュアルを渡してざっと説明し、オペレーションの練習をそれにそって新担当者に何度かしてもらうだけですべてを完了させることができた。

クリエイティブ系とオペレーション系で、仕事のフレームワーク化の可能度合いは大きく異なるのではないか。だとしたら、クリエイティブ系の仕事をする人の業務効率化については、どの程度のことが可能なのか、そういった話について引き続き知りたいと思った。

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596111/konesweb0f-22/

「魔法の営業プレゼン術」 - 吉野真由美著

彼女の本を読むのはこれが4冊目なのだが、相変わらずこの人らしい明確なモノ言いと、愛称をつけて整理された考え方のフレームワークで、楽しむことができた。

書かれていること自体は、セールスにおいて基本的と言えるようなことばかりだが、基本の確認として非常に有意義であった。

彼女がくり返し説くことは、お客様が最終的に気持ちがぐわっと傾く要素は、商品そのものではなく、そのお客様の未来像だということ。
逆に言えば、セールスする側も、自分の商品の話ばかりするのではなく、要するに「相手にどうメリットがあるか」ということを、どれだけ引いた目線で観察できるかということが重要なのではないか、とも感じた。

「欲しい」モチベーションが不思議とアップ! なぜか、お客様が喜んで契約してくれる魔法の営業プレゼン術
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478001618/konesweb0f-22/

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