エリエスブックコンサルティング主催「出版戦略セミナー」に行ってきた。
http://eliesbook.co.jp/archives/57
ゲスト講師は勝間和代氏。
面白かったところは無数にあったのだが、1件だけ。
最後に話のあった、エリエス代表土井英司さん自身の書かれた書評を元にした「売れるコピー」の書き方。
土井さん的な売れるコピーのシナリオとは、このようなものだそう。
1. 認識に、「橋」をかける
2. 「何故その問題があなたに重要か」を語る
3. 「何故その問題の解決にこの商品が良いか」を語る
4. 「この商品にはその問題の解決策がてんこ盛りだ」ということを説明する
5. 「買っても損はないよ」と押す
6. 購入を迫る
具体的には、土井さんがAmazon時代に書いた「ユダヤ人大富豪の教え」の書評と、読売新聞の連載で書いた「地頭力を鍛える」の書評とを紹介して、構成についての説明があった。
「ユダヤ人大富豪の教え」の書評は、Amazonのサイトでいまでも読めます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479790764/
1. のステップ、「認識に橋をかける」というのは、言葉だけでは何のことか分かりにくいが、これは、平たく言うと、そのコピーを読む人のリテラシーで理解できる話から入ることを指すよう。
ある種、ウォンツ喚起というところか。
人は自分の知っているものしか買わないものだ。
ということで、ここでは、そのコピーを読む相手の中にあるもの(「ユダヤ人大富豪の教え」であれば、「偉大な人物のもとに弟子入りし、密度の濃いレッスンを受ければ、きっと人生は飛躍的に変化するかもしれない」という認識)を喚起することで、その人自身の課題とこれから提供する商品の関連性について説明するための準備を行っている。
余談半分ですが、土井さんは、『そんな認識を持ちながら、実際にそういう人に弟子入りせず、「わかってはいるけれどなかなか出会いがない」とか言っている人は、行動力のない人だ』という前提を立て (^^; 、読者の人物像をかなり想定してからこのコピーを書いたそう。
土井さんの提唱するコピーライティングのシナリオは、書評に限らず、ホームページで集客するためのコピーにも応用できそうだ、と、感じながら聴いていた。
勝間和代さんは、土井さんとの対談で登場。
書店でのリサーチの姿勢、編集者さんとのお付き合いの仕方、書評家、友人等との接し方、メディアへの登場の仕方など、非常にきめ細かく行っていることにやはり感心させられた。
それから、周囲への信頼というか、自分の範疇のことはする、そうでないことは任せるという姿勢が徹底していることにも注目させられた。
フォトリーディングのインストラクター研修でこの間まで10日間ほどミネソタに行っており、あまりの疲労に左腕が痺れて動かないのだそう。なので、昨日は自転車ではなく、別の交通手段で会場に来たとのこと。
効率化の専門家というラベリングがされている人だけに、ペルソナのために体を壊してしまわないか、心配になる。お大事にして欲しいものだ。

土井さんと勝間さんの対談の内容が気になっていたので、エ
ントリー記事を拝見できたこと、感謝いたします。
情報過多の中でも、自分の意識がない情報はそこに存在しな
いのも同じ…という情報の基本を大事にされながら、そこか
らどう顧客獲得の道筋を作るのかという土井さんの具体的な
シナリオは参考になりました。
これからも、エントリー記事の方、拝見させていただきたい
と思います。
感想ありがとうございます。
土井さんのお話でも、固有の情報を発信する者と、情報をとりまとめる者がこれから必要とされる存在だろうというお話がありました。
これからの社会での生き方を、いろいろと考えさせられました。
この日のセミナーは特に情報量が多く、Todoリストへの落とし込みなど、いろいろ大変でした(w
今後とも、こちらこそどうかよろしくお願いいたします!