2008年4月アーカイブ

エリエスブックコンサルティング主催「出版戦略セミナー」に行ってきた。
http://eliesbook.co.jp/archives/57

ゲスト講師は勝間和代氏。

面白かったところは無数にあったのだが、1件だけ。
最後に話のあった、エリエス代表土井英司さん自身の書かれた書評を元にした「売れるコピー」の書き方。

土井さん的な売れるコピーのシナリオとは、このようなものだそう。

1. 認識に、「橋」をかける
2. 「何故その問題があなたに重要か」を語る
3. 「何故その問題の解決にこの商品が良いか」を語る
4. 「この商品にはその問題の解決策がてんこ盛りだ」ということを説明する
5. 「買っても損はないよ」と押す
6. 購入を迫る

具体的には、土井さんがAmazon時代に書いた「ユダヤ人大富豪の教え」の書評と、読売新聞の連載で書いた「地頭力を鍛える」の書評とを紹介して、構成についての説明があった。

「ユダヤ人大富豪の教え」の書評は、Amazonのサイトでいまでも読めます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479790764/

1. のステップ、「認識に橋をかける」というのは、言葉だけでは何のことか分かりにくいが、これは、平たく言うと、そのコピーを読む人のリテラシーで理解できる話から入ることを指すよう。
ある種、ウォンツ喚起というところか。

人は自分の知っているものしか買わないものだ。
ということで、ここでは、そのコピーを読む相手の中にあるもの(「ユダヤ人大富豪の教え」であれば、「偉大な人物のもとに弟子入りし、密度の濃いレッスンを受ければ、きっと人生は飛躍的に変化するかもしれない」という認識)を喚起することで、その人自身の課題とこれから提供する商品の関連性について説明するための準備を行っている。

余談半分ですが、土井さんは、『そんな認識を持ちながら、実際にそういう人に弟子入りせず、「わかってはいるけれどなかなか出会いがない」とか言っている人は、行動力のない人だ』という前提を立て (^^; 、読者の人物像をかなり想定してからこのコピーを書いたそう。

土井さんの提唱するコピーライティングのシナリオは、書評に限らず、ホームページで集客するためのコピーにも応用できそうだ、と、感じながら聴いていた。

勝間和代さんは、土井さんとの対談で登場。
書店でのリサーチの姿勢、編集者さんとのお付き合いの仕方、書評家、友人等との接し方、メディアへの登場の仕方など、非常にきめ細かく行っていることにやはり感心させられた。
それから、周囲への信頼というか、自分の範疇のことはする、そうでないことは任せるという姿勢が徹底していることにも注目させられた。

フォトリーディングのインストラクター研修でこの間まで10日間ほどミネソタに行っており、あまりの疲労に左腕が痺れて動かないのだそう。なので、昨日は自転車ではなく、別の交通手段で会場に来たとのこと。
効率化の専門家というラベリングがされている人だけに、ペルソナのために体を壊してしまわないか、心配になる。お大事にして欲しいものだ。

アンソニーロビンスの『人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4880861847/konesweb0f-22/ref=nosim

アンソニーロビンスの本。ページ数も少なく、さくさくと読めた。

内容的には、「一瞬で自分を変える法」や「一瞬で自分の夢をかなえる法」で読んだことの読み直しだったが、内容が簡潔になっているだけ、かえってエッセンスがすっきりと理解できた。

冒頭に、『「とりたてて目新しいことはないと思う」しかし、読んでくれた人にはある特別な効用がある。それは、すでに知っている内容でも、読みやすく使いやすいスタイルのこの本を読み直すことで、新しい見方が得られるということだ。また、わたしの本はこれが初めてだという人には、楽しい入門書となることを期待している。』
とあった。
アンソニー自体にとりたてて興味のない人にとってはあるいは軽くてインパクトのないどこにでもある成功本という印象かもしれない。僕にとっては、これまで読んだ本を高速で読み直したような感覚で非常に楽しめた。

ビリー・ジョエルのドサ周りしていたころの話がベースになった、「神の遅れは神の拒絶ではない」という言葉は特に印象に残った。

若いころの自分の体験から、アンソニーが「かつてのわたしは、ゴミの山から抜け出すために方向転換を繰り返し、何度も何度も目標設定をしなおす必要があった。肉体をシェイプアップすることや自信をつけることも含め、そうした目標のすべてに向かって頑張るなかで、わたしはとてつもなく重要なことに気がついた。それは、成功するかどうかはわたしがベストを尽くすかどうかにかかっている、それも、たまに頑張るのではなく、つねにベストを尽くすかどうかにかかっている、ということだ。」と書いている。
つねにベストをというのは簡単ではないが、25日の金曜日に受講した福島正伸先生の講演会で得られた気づきがあるので、なんとかできそうな気がしている。

福島先生講演会の感想については、また追ってアップするつもりだ。

それから、「人生を変えた贈り物」には、本に、問題解決のためのパワークエスチョンが書かれたしおりがついている。
持ち運びでいるようになっていて、相当使えそうだ。

 

jinsei_okurimono.jpgパワークエスチョンの応用例は、『一瞬で「自分の夢」を実現する法』にも出ているので、まだ読まれていない方は、「人生を変えた贈り物」の次に読んでみると良いかもしれない。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483795684X/konesweb0f-22/ref=nosim

僕自身は、とりあえず、PCであるソフトを起動するときには自動的にこれのメッセージが表示されるようにしてみた。
しばらく活用してみたい。

アンソニーロビンスの『人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4880861847/konesweb0f-22/ref=nosim

ビジネス選書セミナーに行ってきた。

荘司雅彦先生だった。

学習法、仕事術、お受験が彼のフィールド。

セミナー自体は、特に大きな気づきがあったわけではなく、自分の行動規範に影響を与えるような情報はなかった。
自分の中にあるものを再発見する時間という感じだった。

- - -

以下、おもしろいと感じた点を。

○日本は鎖国状態
・金、人、モノの海外からの流入がないことで、結果的に国民の生活は苦しくなっている
 (購買力平価ベースでは、日本の順位は世界で34位)
・一方、とにかく障壁の少ないシンガポールは、購買力平価で世界8位

→アジアの中心は、参入障壁の少ないシンガポールや中国に移動していくことだろう

→今のままでも良いことはないし、いつまでも今のままで居られるとも限らない。

・ちなみに、北朝鮮では、鎖国がひどいおかげでインフレがきつく、医者などの専門職の人が廃業して露天商になったりしているとのこと。

○日本の地政学的リスク

→参入障壁と地政学的リスクが、日本の地位を極めて危ういものにしている。

○勉強の対象は、大きく分けて2つある。

・つまり、喰っていくためのものと、趣味のためのもの

○仕事は、着手さえすれば、半分終わったも同じ

これは、荘司先生の仕事術の本にも出ていた言葉。

それから中断してもよいし、もしかしたら、やってみたら一気に出来ちゃうかもしれない。中断しても、頭のどこかで進めていてくれるので、戻ってきたときすっと先に進められる。

○勉強するときは目的を明確にすること

・200番まで合格の試験だったら、200番を取ればよい。

激しく同意。僕の学習コンセプトにおける「選択と集中」と同じ趣旨。

車の免許を取るのに、部品の機能についての知識までは必要ないし、運転10年のベテランタクシードライバー並みの技量も必要ない。
車の取扱説明書なんて読んだりしない。教習所の教本で十分だ。

これが、英語学習とかだと不思議と「TOEICで900点取っても実力がなければ..」とか「テスト用の参考書なんて邪道だ」とか言い出す人が多い。
そういうとき、僕は、TOEIC900点は、運転免許証みたいなもので、あなたが実地に出て自分を鍛えるためのパスです、と説明している。

- - -

あと、最後のQ and Aで、長銀を辞めて野村證券に行くとき、実はパニック障害だったという話があり、僕の興味をそそった。
その後会社を辞め弁護士登録したころにはその症状は出なくなっていたのだが、くやしいことに、法廷にいるときに再発してしまった、とのこと。

最初のころは、パニック障害というものが社会的に認知されていなかったころで、相当な苦労があったらしい。

あとで名刺交換をさせていただいたときその話を改めてお伺いしたのだが、「病名がついて、どういう相手なのか分かったことで、対処も分かった。それでなんともなくなった」ということであった。

僕も、ネフローゼ症候群の治療のためにステロイドを大量投与されていたとき、社会的に認知されていない精神への副作用が相当キツかったので、メンタルな大変さの苦労は痛いほど分かる。

どちらかというと、そのときの話とか、どうやってパニック障害と対処していったのかとか、そういう話をもっとお伺いしたいと思った。

「成功曲線」を描こう。夢をかなえる仕事のヒント - 石原明
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479791892/konesweb0f-22/

石原明氏の、生き方の本というか、仕事に対する心構えの本。

冒頭に性格は考え方の習慣であり、習慣は意識の深さと反復である。故に、意識と反復の部分を修正していけば、時間はかかるが性格は変えられるという話があり、非常に分かりやすかった。

人間の右脳・左脳をそれぞれエンジンとハンドルに喩えた表現も分かりやすかった。
そのほか、成功して得られるもののイメージを強く持つこと、時間管理についての考え方、スケジュールの立て方など、大いに参考になった。

この本には直接そういう書かれ方はされていなかったが、読んでいて、前の週の木曜・金曜の段階で、次の週のスケジュールを立てておき、その後に入る予定はそういう予定を入れるための時間がなかったらその次の週に組み込むようにするという姿勢が大事だと感じた。

目標は高く、人助けになるようなものを持つようにしたほうが成功しやすいという記述があった。
それは、僕も実感できる。
毎度毎度トランスパーソナルな話になってしまうが(というか、潜在意識の話になると、どうしても必然的にそういう流れになる)、人助けになることをしたいというメッセージを潜在意識の層で発していると、それに共感していろいろなチャンスがやってくるのかもしれない。

 

successcurve.jpg

「成功曲線」を描こう。夢をかなえる仕事のヒント - 石原明
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479791892/konesweb0f-22/

 

かもめのジョナサン - リチャード・バック 翻訳:五木寛之
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159010/konesweb0f-22/

より意識の高い生き方をめざし空の飛び方を追求するカモメ、ジョナサンは、その目的意識故に、群れを追放される。
そして、やはり空の飛び方を追求する別のカモメの集団と出会う。

物語は、英雄の誕生、追放、師との出逢い、成長、そして帰還という、まさに王道の流れをゆく。

米国のヒッピーの間でひそかに読まれていたものが一気に広まったというその話の図式の背景に、僕は、仏教的世界観を感じた。

誕生から追放への流れは、新しい輪廻の輪に向かうときのおきまりの流れであり、帰還し、かつての自分と同じように輪廻の狭間でもがき苦しむ仲間フレッチャーを新しい世界に誘う様や、かつての群れで布教とも言える活動を行う様は、輪廻の下の層に戻ってきて衆生の苦しみを救う菩薩の姿である。

五木寛之をして、ジョナサンの「他のカモメを見る目に、どこか私はひっかかったのだ」「食べることと、セックスが、これおど注意ぶかく排除され、偉大なるものへのあこがれが上から下へと引きつがれる形で物語れるのは一体どういうことだろう」と言わしめつつ、結局この本を翻訳させてしまった真の動機のひとつは、この本の背景にある基本的な世界観と五木寛之の持つ仏教的な世界観との調和だったのではないかと思う。

それから、五木寛之が解説の中で「大衆的な物語の真の作者は、常に民衆の集団的な無意識であって、作者はその反射鏡であるか、巫女であるにすぎない」とする件りがあり、これもまた僕の興味を誘った。
かもめのジョナサンの世界観に感じる普遍性には、ある種の安心感がある。だが、普遍性とは、いったい何だろう?
人の作品との出逢いですらも、すべてに偶然はない。物語というものは、読者である個々人が潜在意識の下に共有する集合無意識がその作者という実体に咲かせた一輪のヒナギクのようなものかもしれない。

かもめのジョナサン - リチャード・バック 翻訳:五木寛之
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159010/konesweb0f-22/

究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル (単行本(ソフトカバー))
ダン・ケネディ (著), 神田 昌典 (監修), 齋藤 慎子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555773/konesweb0f-22/

ダイレクト・マーケティングのバイブルとも言われる本。

セールスレターを書く際に参考になる考え方、テンプレートがいろいろと載っている。
郵送のDMについて書かれたものだが、ほとんどはウェブサイト上でのコピーライティングにもそのまま応用できるもので、大変興味深かった。
手元に置いておいて、何度も読み直したい。

究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル (単行本(ソフトカバー))
ダン・ケネディ (著), 神田 昌典 (監修), 齋藤 慎子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555773/konesweb0f-22/

石原明さん日本経営教育研究所の勉強会「高収益TOP3%倶楽部」に行ってきた。
http://www.nihonkeiei-lab.jp/club/seminar.php

構成は、石原さんによる講義、ゲスト講師による講義の合計2コマ。
ゲスト講師は、おりじなるのあめを受注販売している名古屋の会社「まいあめ工房」の社長、中村さんという方だった。
http://myame.koubou.cc/

おみやげに、あめをいくらかいただいた。

石原さんの講義でも参考にしたいと思ったことは多くあったが、おもしろかったところを3つあげると:
・話して人に影響を与えられることならば、そのまま文章にしても、読んでさえもらえれば人に影響を与えることができる
・「世の中は自分のためにお金をかけて実験をしてくれている」という視点で世の中を見るように
・不景気になって世間が新規顧客の獲得にやっきになっても、追随するべきではない。むしろ、既存顧客のメンテナンスをしっかりすること
というところか。

中村さんの講演についても学んだことはいろいろあったが、何より勉強になったのは、中村さん自身がネットでのマーケティングを行い、中村さんがコントロールできる範囲でビジネスを成長させている姿勢だった。

特徴的なビジネスをしているということで、石原さんに言わせると、中村さんは、「目立ちやすい」立場にある。
そのことで、様々な波及効果も持てているということ。

大変有意義なセミナーであった。

二子玉川 カフェ「土筆」

二子玉川の谷川緑道にあるカフェ「土筆」で昼食を取った。

検索してたまたまひっかかったお店だったのだが、行ってみたらあまりによいお店だったので、思わず紹介。

この紹介ページの写真のとおり、入り口から草花が咲き乱れるお店。
http://www.denentoshi.com/shop/tsukushi/

中に入ると、非常に静かで、都会の喧噪をまったく忘れさせてくれる。
店内から外を見ながらランチを食べていると、まるで、高原のペンションで朝食を摂っているような気分になる。

店主は、30年続けたお店が渋谷にあったという年配の女性。それはお子さんに譲り、今は自分でお店を持っているとのこと。
人をもてなすのがたまらなく好きという感じの人だ。

また、面白かったのは、彼女の作っている押し花や切り絵などの細工。

押し花名刺をいただいたので、ここに載せておく。
これ、すべてオリジナルで、依頼があると作っているそう。

 

tsukushi_omote.jpg

 

tsukushi_ura.jpg彼女は、自分の庭や多摩川川縁から気に入った草や花を摘んできては、お店で押し花を作っているとのことだった。

切り絵も、かなり目を見張るものだった。
これは、教わっている方がおられるそう。今度、4月19日のお昼に体験教室をやるそうなので、興味がある方は是非行かれてみるとよいと思う。

そのほか、毎月第二金曜の夜は誰でも来られる集まりがあるそう。

こういう人がいるところには、何度でも帰って来たくなる。僕は当分行けないのだが、彼女の顔を見に、ぜひ改めて行ってみたいと思った。

食事のあと、多摩川河川敷で寝転がった。
天気もよく、滞留した水の臭いのする分流に近いところを歩き、1/f揺らぎを起こす川の流れや草が風に擦れる音を聞きながら寝ていると、たまらなく幸せだった。

考えてみたら、動的解放をする機会はそこそこあったが、このところ、久しく静的発散をする機会がなかった。
完全に解放されて、リラックスしたひとときだった。

流れに投げた小石が重たい音を立てて波紋を作り、すぐに消えていくのを見て、時間とともに押し流されていく我らが生涯(らいふ)のことなんかを考えた。
すでに数十億年も流れ続けている時間の中で、ひとりの人生の栄枯盛衰、水に落ちた小石が立てる波紋が起こすエントロピーへのささやかな反抗など、どれだけの意味があるのだろう。

廣瀬川白く流れたり
時さればみな幻想は消えゆかん。
われの生涯(らいふ)を釣らんとして
過去の日川邊に糸をたれしが
ああかの幸福は遠きにすぎさり
ちひさき魚は眼(め)にもとまらず。

萩原朔太郎 - 廣瀬川

人は、今ありのままの自分を認め、ありのままに生きることと思う。
トランスパーソナルな話になってしまうが、ありのままの自分を認めることからはじめることが、ありのままの自分を認める人との出逢い、ありのままの自分を認めてくれる人との出逢いにつながるだろう。

グルメウォーカーにも記事が載っていたので、それへのリンクも貼っておく。
http://www.walkerplus.com/tokyo/gourmet/DETAIL/V-TOKYO-2RTAJ481/

宇宙銀行―徳を積み立てると幸運が引き出せる - 植西 聰(著)

実は、植西先生の著書を読了したのは初めてだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476319741X/konesweb0f-22/

ベーシックなセオリーは簡単。徳を積めば自分に返ってくる。

植西先生は、これについて、「宇宙銀行は潜在意識にある」としてそれ以上語っていないが、今回、この本を読んでいて、何でも自分に(人から)返ってくるということは、トランスパーソナル心理学の立場から考えると面白いように説明がつくことに気がついた。

以下、思うままにあまり推敲せず書いてみる。

トランスパーソナル心理学には、顕在意識、潜在意識のさらに下に、すべての人間が共通に持つ意識、動物が共通に持つ意識、...、と個体に限定されない共通意識があるとする考え方がある。
これによると、人間の知覚には当然感じられないが、まったく出会ったこともない、離れたところにいる個体同士も、常に交信していることになる。
シンクロニシティなんかは、こういう意識が引き起こしているものだ。

そこから、潜在意識に働きかけて起こる行動は自分で完結するが、さらに下の意識にまで浸透したことは、他者との間で共振し、それにふさわしい現象が、本人または他人から呼び起こされると考えてみる。

そうすると、良いことをすると人から良いことが降ってくるということも面白いように説明できるし、「ありがとう」を言うと、ありがとうが返ってくることも説明できる。よい情報を提供すればよい情報が誰かからやってくる。人を呪うと自分も誰かに呪われることになる。
嫌いなヤツでも応援してやると(難しいけど (^^; )、別のヤツかもしれないが、嫌いなヤツから応援されるかもしれないということが説明できる。

実際、自分の周りで起こるすべての現象は自分自身が引き起こしているのだという考え方も、簡単に説明できる。

僕自身は、最近ますます、人はみな自分の外界との関わり方をコントロールできるだけであり、その結果見える誰かの行動にまで影響を及ぼすことはできないという考え方を受け入れるようになってきている。
各人は各人の小宇宙に住んでいて、彼らを変えることはできない、ただ、自分に見える世界だけは自分の働きかけ次第で変えることはできるだろうと。

それにしても、読書はおもしろいな。

宇宙銀行―徳を積み立てると幸運が引き出せる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476319741X/konesweb0f-22/

加速力で成功をつかめ! - 斎藤孝先生著

ひさしぶりに斎藤孝先生の著書を読んだ。
ちょっと前から本棚に指してあって手が回らなかった、「加速力で成功をつかめ!」。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794216335/konesweb0f-22/

いつもどおり、斎藤孝先生らしいキレとスピード感のある文体で、フォトリーディングだったが、さらさら読むことができた。

マインドマップは以下。

kasoku.jpg僕なりに解釈したところによると、「加速力で成功をつかめ!」のベーシックなテーマは、人生にメリハリをつけること。
適切なタイミングで一気に事を成し遂げ、逆風状態の時は、じっくり力を蓄える。

加速感を持ちながら事を進めているときが生きている感じがするときだという斎藤孝先生の意見に激しく同意した。

ベーシックなテーマからいろいろ落とし込まれていくことがあるのだが、今回の僕にとっては、音楽の活用方法についての記述はなかなかおもしろかった。
平たく言うと、音楽の効用は、リズムをつくること。自分のテーマソングを持ち、それを使い込むこと。

ちょうど先週、日本メンタルヘルス協会の基礎コース後編で音楽療法を扱ったばかりだったので、それと絡めながら興味深く斎藤孝先生の意見を読んだ。

僕にとっては、TOTOの"Africa"がテーマソングだ。そういえば、このところ聴いていなかったな。
94年に南米に行ったとき、ずっと聴いていたのがこの曲だった。(何故南米行きなのに「Africa」なのかというツッコミはともかく)

音楽療法の視点から見ると、音楽は無意識下に直接働きかけるので、テーマソングをかけるということは、そのまま、その人にとってテーマソングに関連づけられた気分感情を呼び覚ますことになる。

僕にとっては、あの旅行は、人生ではじめての、生産的で大きいチャレンジだった。強い期待を持って行動していた時期だし、そういう気分感情と重なるのだろう。

ちなみに、今このエントリーは、ベートーベンの交響曲第3番「英雄」を聴きながら書いている。

そのほか、加速力を活かすにあたっては、現状への評価、行動への評価を、感情抜きで事実ベースで行うことが良く、また、その評価を記録として残すことが良いともされていた。この点も面白いと思った。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794216335/konesweb0f-22/

アンソニーロビンスの本。

読んでみたら、最近本田健さんが翻訳した「一瞬で自分を変える法」と同じ本だった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483795670X/konesweb0f-22/

ただし、「あなたはいまの自分と握手できるか」のほうは、1989年刊行。

彼の年齢は知らないのだが、こんな昔からアンソニーがNLP的な手法を絡めた本を出していたというのが驚きだ。
この人、この業界で20年選手ということか。

あなたはいまの自分と握手できるか―人生成功のキッカケをつくる本!  - アンソニーロビンス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837955215/konesweb0f-22/

1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方・儲けのネタが今すぐ見つかるネットマーケティング手法

ネットで集客する方法について分かりやすくまとめた本。

2年前の本ということで情報は多少古い(Overtureのキーワードアドバイスツールの提供が終了しているなど)のは否めないのだが、ツールの操作方法の話ではなく、考え方としての基本中の基本を押さえて書かれており、まだまだ読み応えのあるものだと思う。

著者の滝井秀典さんのストレートな物言いに、大変好感を持った。

キーワードの選定方法、価格設定についての考え方など、いろいろと参考になった。
ネットをチャネルにして商売を計画していてまだこの本を読まれていない方には、早めに一度読んでおくことをお勧めしたい。

それにしても、この内容で3万部しか出ていないとはびっくりだな。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456964967X/konesweb0f-22/

マインドマップを表示

 

先日、「実践ビジネス英語」の4月号をお送りいただいた。
http://www.konesite.com/update/2008/04/nhk4.html

ちょうど別件の用事もありつつ杉田敏先生にお礼のメールを書いたばかりだったのだが、そう思っていたら、間髪入れず、5月号までお送りいただいてしまった。5月号は、渋いオレンジ色だ。

急いで書店に行って、CDを買ってこようと思う。

それにしても思うのだが、去年もそう思ったのだが、NHKには、講座ごとの色分けにして欲しいものだ。
複数の講座のテキストがあると、立てて並べて背から見たときに、同じ講座が並んでいるのに統一感がなくなるし、どれがどれだかぜんぜん分からなくなる。

実践 引き寄せの法則 感情に従って"幸せの川"を下ろう - エスター・ヒックス (著), ジェリー・ヒックス (著), 吉田 利子 (翻訳)

2007年の僕にもっとも影響を与えた本10冊のうちのひとつ、「引き寄せの法則。」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797341904/konesweb0f-22/

その中でも実践に生かしにくい「許容し可能にする」心のありようについて書かれたのがこの本。

平たく言うと、同じ現在、同じ将来に対するものだとしても、感情が落ち着かなくなるとらえ方は、その人のためにはならない。
そうではなく、今の状況に対してもよいところを認められること、これから状況はよくなるだろうという期待をしっかり持てることが、そういった落ち着いた感情の延長にある自称を引き寄せるということ。

とはいえ、なかなかストレスにさらされている状況でそういう発想に至れるものでもない。この本は、様々な状況において、どう物事の有り様を捉えるかというフレームワーク集という感じだ。

この本で書かれていることをものすごく簡略化すると、斉藤一人さんの「ツイてる、奇跡だ」につながるものと思う。

一度読んだだけではなかなか実践しにくいが、くり返し読むことで、似たような状況に落ちたとしてもすぐに感情が落ち着く方向に持って行けるよう、くり返し気が向いたときに開いて読むとよいかもしれない。

あと、個人的に強く興味を引かれたのが、ナポレオンヒルが「Think and grow rich」の原版では、彼が本当はつかんでいた真の成功の法則として引き寄せを認識していたことを匂わせる記述がみられるという一説。
以前から、僕は、彼が活躍した工業の時代にはあの説明で精一杯で本当はもっと奥深いところの理解をかなりしていたのではないかと思っていたのだが、この記述はそれを裏づけるものだった。

実践 引き寄せの法則 感情に従って"幸せの川"を下ろう - エスター・ヒックス (著), ジェリー・ヒックス (著), 吉田 利子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797345187/konesweb0f-22/

「チーズはどこへ消えた?」 - スペンサー・ジョンソン

言わずとしれた名著だが、実は読んだのは昨日だった。
短い物語で、簡単に読了できる。

ネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーは、あるとき迷路の中で巨大なチーズを見つける。
食料を見つけたことに喜ぶ2匹と2人は、毎日そのチーズにありつき幸せな日々を送る。

だが、その状況にも、少しずつだが着実な変化が生じていた。
そして、変化に対する観察力と行動力が、同じように幸せな日々を送っていた彼らの運命を変えていくのだった。

ヘムとホーのように、チーズがなくなってしまうことに、多くの人は戸惑いを感じるだろう。

彼らは、自分がもう一度同じように成功できると信じる心を持てるか、それとも、一度の成功体験とその付随物を過去将来のすべてにおいて最大かつ永遠のものと決めつけ、自分の成功体験の果実もやがて色あせていくという現実を直視することができなかったために苦境に陥った。

ホーは、状況の変化を認めざるを得なくなり、そして、次のそれ以上の大きな成功体験を得る。
彼は、この状況を脱する経験を通じて、何度でも成功できるひとつの心構えを学んだ。

ホーは、もう生きていけるだろう。

チーズはどこへ消えた?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459403019X/konesweb0f-22/

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術 - 泉正人

『「仕組み」仕事術』は、業務効率化本。とても売れているようだ。

やることを減らす、フレームワーク化を徹底する、など、書かれていることは基礎的なことだった。

泉正人氏自身は、朝の数時間でフレームワークに沿った仕事を済ませ、あとは極力自分の自由な時間や社交の時間に充てているとのこと。

実際、書かれている方法は、自分の仕事を下請けしてくれるスタッフがいる人間にとっては非常に有力だ。

『「仕組み」仕事術』によれば、仕事は作業系と考える系に分けられ、考える系もフレームワーク化すればかなりのことが簡略化できるとのこと。

とはいえ、その域に達するまでは、自分のところに降ってくる仕事をどう処理するかということは大きな課題になる。
それから、著作物を作る仕事、下請けに流せないような仕事をする人たちもいる。例えば、本を書くとか、デザインをするとかする人たちだ。

僕の場合で言えば、かつては某ベンチャーで知的財産を担当していたが、ウェブ系のちょっと特殊な技術を扱っていたせいか、明細のドラフトとして特許事務所がよこしてくるものがなかなかよい質のものにならず、苦労した記憶がある。
情報技術分野で知的財産を担当するということは、一般的技術レベル、差別加点、考えられる抜け穴のすべてを考え抜き、技術内容を日本語文字列として書き起こされたものの内容を確認し、抜け穴のないものに仕上がっているかどうかをチェックするという非常に面倒な作業で、また、これまでのフレームワークから抜け出す方法の提唱という性質上、特許の仕事は途方もなく面倒なことであった。

プログラムを書くのとはまったく違う能力が要求されることで、相当の神経を使わされる仕事であり、社内に代わりにできる人間はいない状況だった。
また、読み直すたびにアイデアが加わってくるので、結局何度も読み直すことになり、相当の時間を費やすことになった。

僕自身、実務上の明細書との格闘以外の部分はかなり仕事を整理していて、引き継ぎも一日で済ませられた程度だ。
その際は、業務内容を箇条書きにして普段から自分用に作りためていたマニュアルを渡してざっと説明し、オペレーションの練習をそれにそって新担当者に何度かしてもらうだけですべてを完了させることができた。

クリエイティブ系とオペレーション系で、仕事のフレームワーク化の可能度合いは大きく異なるのではないか。だとしたら、クリエイティブ系の仕事をする人の業務効率化については、どの程度のことが可能なのか、そういった話について引き続き知りたいと思った。

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596111/konesweb0f-22/

「魔法の営業プレゼン術」 - 吉野真由美著

彼女の本を読むのはこれが4冊目なのだが、相変わらずこの人らしい明確なモノ言いと、愛称をつけて整理された考え方のフレームワークで、楽しむことができた。

書かれていること自体は、セールスにおいて基本的と言えるようなことばかりだが、基本の確認として非常に有意義であった。

彼女がくり返し説くことは、お客様が最終的に気持ちがぐわっと傾く要素は、商品そのものではなく、そのお客様の未来像だということ。
逆に言えば、セールスする側も、自分の商品の話ばかりするのではなく、要するに「相手にどうメリットがあるか」ということを、どれだけ引いた目線で観察できるかということが重要なのではないか、とも感じた。

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Microsoft Outlook 2000はWindows Vistaでは動作保証外なのだが、これを動かす法をMicrosoftの掲示板に書いている人がいた。

http://forums.microsoft.com/MSDN/ShowPost.aspx?PageIndex=2&SiteID=1&PostID=1419286

 I had the same error messages with O2K under Vista - but with a different problem.
 I finally found a solution:
 Copy the following files:
 wab32.dll
 wab32res.dll
 From:
 \Program Files\Common Files\System
 To:
 \Windows\System32
 I hope that helps you as well.

とのこと。要は、アドレス帳の.dllファイルを、Vistaが読めるはずの場所に移動する。
こまっていたので、けっこう助かった。

このスレッドの下の方にある、

> I think Microsoft should have done a lot more work to Vista before releasing it to the general population.  I've had quite a few problems with it, and a lot of my programs still don't work on it.......

というコメントは、Vistaの入っているPCを一台持っている自分としても、よく分かる。

昼間、用事があって外出しようとしたところ、郵便受けにプラップジャパンからの郵便物が来ていることに気がついた。
裏を返してみてみると、杉田敏先生の名前のスタンプが押してある。

家に帰って開けてみると、NHKラジオ「実践ビジネス英語」4月号のテキストだった。

今月から新シリーズということで、主人公も新しくなる。
主人公の志賀洋には、高校時代に1年間交換留学生としてアメリカで過ごした経験がある。
日本の大学卒業後、外資系消費財メーカーの日本法人に勤めていた。
そして、社内試験を受けて、晴れて本国に異動になったとのこと。

杉田敏先生のラジオ講座のちょっとしたフリークならば皆知っていることだが、実は、「やさしいビジネス英語」のころから、先生のビニェットに登場する主人公は、皆、先生の個人的な友人と同姓同名(漢字は違うけど)。
今回の主人公志賀洋のモデルはいったい誰なのか、ちょっと気になるところだ。

実は、今年2月に行われた「NHKビジネス英会話リスナーの会」で杉田敏先生から聞かされていたところによると、今回の講座では、主人公は渡米直後は英語力はいまいちとのこと。
で、次第に力をつけていくらしい。

大滝怜治、高橋修三とこのところ軟弱そうな主人公が続いていたが、テキストの登場人物紹介ページを見る限り、志賀洋は彼らにも増してひ弱そうだ。
31才にもなる外資系社員がこんなんでいいのかと心配にもなるが、まあ、それはそれで、今後に期待!といったところか。

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