ひさしぶりに衝撃的なウェブサイトに出会った。
はっきり言って、かなりシビれた。
暗記エクセレントのBBSに投稿された在宅ワークの宣伝にあったリンクなのだが。
いきなりトップから
「今あなたがいる場所ではどんなに働いても結局1%の人しかお金持ちになれない!?」 - A
「これは100人以上の25歳の人達を40年間追跡調査した結果です。」 - B
「努力の方向が間違えていた!」 - C
と来る(A,B,Cの記号は後の説明のために付与)。
以下、普通にありがちな在宅ワークに出会って苦しい環境を抜け出した人の体験談風の話が続くのですが...。
何にどうシビれたのかと言うと。
A.「今あなたがいる場所ではどんなに働いても結局1%の人しかお金持ちになれない!?」
僕はこの在宅ワークのウェブサイトを自宅で見ているんです。
なんじゃコリャ?と思いました。
だったら、ということは、在宅ワークなんてするだけ無駄じゃん。
B.「これは100人以上の25歳の人達を40年間追跡調査した結果です。」
これもものスゴい。常人にはマネのしようがない。
いったい、どうやって「25才の人」を「40年間」追跡調査するんですか?
しかも、100人!
百歩譲って、今65才以上の人たちが母集団だったとしましょう。
彼等が生まれたのはもっとも最近な人でも第2次大戦前年の1938年、追跡調査が開始されたのは、1963年、つまり、東京オリンピックの前の年ということになります。
ということは、東海道新幹線開通を花の20代で迎えたころからの追跡により、「今いる場所で」「どんなに働いても」「1%の人しか」「お金持ちにはなれない」という結論を導いた、ということになります。
どうやって追跡し、結論を導けたのでしょう?
「お金持ち」の定義って、何ですか?「100人以上」という書き方は、「100人を大きく越えない」の裏返しですから、どうせ母集団は100人強。
ということは、母集団の中で、「お金持ち」になったのはひとりだけです。それって、誤差の範囲では?
彼等はどのぐらい働いたのでしょう?「場所」「努力量」「成果」と様々なパラメータが存在します。
というか、となると、「今いる場所」って何処!?
彼等は何処にいて、そしてどこに行こうとしていたのですか?いつまでもひとつ所に留まっていたのでしょうか?
会社で転勤になっても?東京大空襲に遭っても?そんなバカな
「40年間の追跡調査」なるものから得られたロケーションとお金の関係がどう「今あなたがいる場所」と結びつくのか、興味のあるところです。
それから、最後。
C.「努力の方向が間違えていた」
これもすごいアバンギャルド。
普通なら、「努力の方向を間違えていた」or「努力の方向が間違っていた」と来るところです。
そこをあえて、「方向が」。主体性を感じます。
自分の思考が狭い常識の枠に収まっていたのだということを思い知らされた一文でした。
結論:
鳥獣戯画以来の衝撃でした。
これからも期待しています。
03/06/18
管理人にメールする
「落ち穂拾い」トップへ
こねこねのさいとトップへ